坐骨神経痛
2018年5月 9日 水曜日
体を捻るとお尻が痛い坐骨神経痛の対処法について
体を捻ると痛い坐骨神経痛
皆様の健康をサポートしておりますキムラです。今回は体を捻るとお尻が痛い坐骨神経痛について触れていきます。では早速体を捻ってお尻の痛みを訴えてご来院されたAさんの解説をして参ります。
病院の画像診断で見つからない原因
皆さんは病院の画像診断で原因を聞かれると思います。しかし画像診断だけで原因を見当たらなかった時どうされますか?当院は痛みの原因をしっかりと探るため『少しだけ痛みの動作』をしてもらいます。この作業はどこが悪いのか原因を特定するだけでなく、治療の判断材料にもなります。ではAさんの場合どのような動作で痛いのか確認をして見ます。
正面に立った時の状態
実際立った時の状態がこちらです。一見何の変化も無いように見えますが、少しウエスト周りの筋肉が左右で違います。ただ分かりにくいので飛ばしていきます。

体を左に捻った状態
次に体を左に捻る動作をしてもらいました。何処を見ているかと言うと上半身の動き(目線・肩が何処まで動いているか・肋骨の動き・背中の筋肉の動き)下半身の動き(腰椎・股関節・ヒザの捻じれ・足首の捻じれ)などを確認します。

体を右に捻った状態
次に体を右に捻る動作をしてもらいました。まず気になったのが目線です、左右差があります。次に肩の可動域ですがやはりあまりありません。上半身の動きとしては、胸椎5~12番の関節周り・右肋骨の筋肉の動き・左背中の筋肉の伸びがイマイチなのが確認できます。下半身の動きとしては、腰椎2~5番の関節周り・左仙腸関節・右腰の筋肉の動きが悪いような感じがします。

坐骨神経痛検査で特定
坐骨神経痛では画像診断で確定しない方が良いと思います。何故かと言うと病院のレントゲン検査ではAさんの腰骨に異常は見られませんでした。しかしAさんはお尻の痛みの訴えで来られています。ここで大事なのが動きの確認をし腰や背中と言った場所に左右差があるのが確認できたと思います。病院での画像診断の結果はあくまでも骨は大丈夫ですと診断されたに過ぎません。ですので、左右差を確認後更に検査を行います。
坐骨神経痛検査
Aさんのお尻の痛みの原因を見つけるため股関節を曲げたところ左の股関節がお尻のシビレに影響を与えていることが分かりました。後は整体で股関節・お腹周りの筋肉の緊張を散り除く作業を行います。

整体後の状態
整体後の再度体の捻じれによってお尻のシビレ痛みを確認してみましたところ、最初より可動域が回復されたのが確認されました。Aさんの場合股関節の動きを付けるストレッチをご指導され、再度ご来院した時の状態を診ていきます。
整体後:右の捻じれ

股関節が原因だったAさん
坐骨神経痛と言って骨ばかり検査しても原因は分かりません。骨盤の関節かもしれませんし、股関節かもしれません。病院では動作確認を省く傾向があります。初歩的は事を省略し画像診断に頼ってしまうと原因不明の坐骨神経痛と診断されたり、お薬・電気治療で通院を余儀なくされる生活になります。
整体後:左の捻じれ

坐骨神経痛の対処法について
Aさんの場合坐骨神経痛症状が股関節によりお尻のシビレを感じていたわけですが、あくまでも個々によって坐骨神経痛の対処法が違います。今回のブログの内容があなたにとって良いのかは正直なところ分かりません。ただし、股関節周りは腰痛にも関係しますので参考にしてくだされば幸いです。
股関節のストレッチ方法
まず仰向けに寝て、膝を曲げ・足の甲を床に着けて下さい。膝が浮いていれば、太ももがかなり硬い状態です。そのまま30秒ほど息をはきながら徐々に筋肉を伸ばしましょう。もし可能であれば、反対の足を膝の上に乗せるとかなりストレッチされます。是非参考にしてください。

最後に!
生活環境で症状が出る前から姿勢・体重バランスを崩されているケースが多いです。お一人お一人生活スタイルをお聞きしながら、その方に合った整体・施術計画を立てていきます。ご不明な点不安に思っていること、何でも気兼ねなくご相談ください。最後までお付き合いいただきありがとうござい。

体の痛み悩み相談
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投稿者 たくみ接骨院・はり灸院