坐骨神経痛
2018年4月25日 水曜日
イスに座ると足がしびれる時の対処法

イスに座ると足がシビレる人について
もし、イスに座わって足がしびれるのであれば、座り方を変えましょう。正しい座り姿勢とは、腰に負担の無い座り方です。一般的に皆さんの座り方を説明していきます。
坐骨神経痛になりやすい座り方
下記の写真で座っている人は、腰椎がやや後ろに寄りかかります。この状態はお尻や太ももの筋肉に負担を掛けます。また上半身(腰椎~胸椎)がっ屈曲されますので、このような人は真っ直ぐ座る(腰椎屈曲伸展0°)と体が疲れてしまいま。

正しい座り方
真直ぐに座れない原因は骨盤を立たせていないからです。骨盤を立たせると体に負担が起こりにくいです。腰椎の湾曲が保たれますので、この姿勢で座ると腰に痛みが出なくなりますが、筋力が弱い人・座りなれていない人は、この状態をキープできません。

足のシビレを改善する楽な座り方
もしあなたが腰椎・胸椎の湾曲に問題がしょうじているのであれば、イスに座る時に『一工夫される』と神経の圧迫を避けられます。手術されなくても予後の回復が良いケースもあります。その一工夫とは『あぐら』や『正座』で楽になるイスに座って、シビレ・痛みをお持ちの方は
イスの上で『正座』をする

イスの上で『あぐら』をかく

お尻・太ももがシビレる原因
お尻が硬くなりシビレが出る・太ももが硬くてシビレが出る・ヒザ裏が硬くてシビレが出るなどで、股関節の動きが悪いか、お尻・ふともも・ヒザ裏周囲の『筋肉の緊張』『筋膜・皮膚のツッパリ』によりシビレの原因として挙げられます。
シビレを強くする座り方
坐骨神経痛になりやすい座り方もご紹介します。イスに座る時に内股になる座り方です。『股関節屈曲位』なおかつ『股関節が内転・内旋した状態』です。股関節・内転・内旋(ないせん)はお尻・太もも周りの筋肉が伸ばされた状態になります。股関節の内転・内旋した状態で長時間イスに座るとお尻の梨状筋(りじょうきん)や太ももの大腿二頭筋(だいたいにとうきん)の下ある坐骨神経を圧迫します。
足のシビレを強くする座り方
膝を付けて足を広げて座る
太ももの外側に筋肉・お尻の内側が硬くなる

足を組んで膝を締めて座る
太ももの内側に筋肉・お尻の外側が硬くなる

足のシビレを楽にする座り方(解説)
膝を付けて足を広げて座る
太ももの外側に筋肉・お尻の内側が硬くなる

足を組んで膝を締めて座る
太ももの内側に筋肉・お尻の外側が硬くなる

足のシビレを楽にする座り方(解説)
足のシビレを楽にするには、イスの上であぐらをかく『股関節屈曲120°』『股関節の外旋40°』です。この状態で座ると、お尻・太もも・ヒザに負担を掛けることはありません。坐骨神経痛になってしまったらイスにあぐらをかくのも必要かもしれません。
イスの上であぐらをかく
イスの幅が広ければあぐらをかいて下さい

足首を片方の膝上に乗っける
足首を片方の膝上に乗っける座り方があります。この状態で座ると、股関節が外旋します。お尻・太もも・ヒザの負担を掛けることも少ないです。坐骨神経痛のストレッチ法にもあるように膝を下に押しつけ過ぎると太もも外側・お尻が強くストレッチされます。
あぐらで座る時のポイント
股関節が硬いと体が後ろに倒れ骨盤が後ろに、背中が丸くなってしまうので、お尻の間に枕やクッションなどを置いて高さ(5~8cm)を座るようにしてあげましょう。
イ
正座をすると楽な人は
正座をすると楽な人は
正座をすると楽になる人は、お尻と膝の間に枕やクッションを置いてあげましょう。この状態ですと『仙骨の突き上げが無くなり』シビレが解消された状態です。

仙骨の突き上げとは
通常イスに座る時や車に座るなどで長時間座っている人は、骨盤の歪みが生じやすい状態となります。骨盤の歪みは『仙骨』と『腸骨』のひずみによるものです。骨盤は三角形の関節になっているので、尾骨から仙骨にかけ突き上げによって骨盤が歪みます。
円座で突き上げが解消
正座をして座ると楽な人は、デスクワークで正座が出来ませんので、そんな時は座版をイスの下に敷くと、正座をしなくてもシビレが解消されますので参考にして下さい。

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投稿者 たくみ接骨院・はり灸院